新年と道

新しい年。

新しい道。

新しいから初めて見る。

新しいから道なんて無い。

いつまでも、誰かが作ってくれた道の上を

踏んでなんかいられない。

これからは、

僕たちが自分の手で道を作るんだ。

真っ白いこの空間に

しっかりと固めて。

そうして、

また誰かが僕たちの道を踏むんだ。

時代(ミチ)は、繋がっているんだ。

光

光は、いつもは、見えてこない。
だから、自分から見つけるの。
暗黒(くらやみ)の中でも、その瞳が慣れちゃえば
歩けるものなんだよ。

だけど、やっぱ不安が多いから。
だから、その手で、引っ張っていって。
だけど、何かそれも無理そう。
だって、あなたは此処にいない。
だから、自分で頑張ってみる。
だけど、一人ぼっちな気はしない。
だって、いつでもあなたの心を感じるから。
いつでも、あなたを想うから…

光なんか、無くたっていい。
自分が光になってみせる！！

たった一度の人生

この宇宙中の……

地球上の……

日本という国の……

同じ『人間』として偶然出会えたあなた。

あなたは、この世であなたでしかない。

誰かがあなたになりすまそうとしても、

あなたにはなりきれない。

あなたが誰かになりたくても、

あなたでしかいられない。

たとえ顔を変えたとしても、

心の中までは変えられない。

もし、あなたが死んでしまっても、

あなたの代わりに生まれてくる人なんていない。

たった一度きりの人生、

あなただけの人生。

最期に、『あー、よかった。』

そう思えるように。

道化師

私はピエロ。

みんなに本当の自分を出すのが恐くて、

本当の自分が嫌われるのが恐くて……。

あなたにも……、

みんなにも……、

ニセモノを見せていた私。

だから、今まで『私』を失っていた。

でも、それは間違っていて、

あなたのことを理解していなかった。

誰も、あなたでさえも信用していなかった。

だから、今、此処で心のメイクを落として

これからみんなと、そしてあなたと……

話をします。

心の底から笑いながら。